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 1号墳から銅鋺出土
 与謝野・滝谷古墳群

 京都府与謝野町明石(あけし)の滝谷古墳群の調査を進めている同町教委はこのほど、1号墳の横穴式石室は「中高式天井」構造で、室内から近畿で8例目の銅製の鋺(わん)が出土した、と発表した。現地説明会は6日午後2時から行われる。

 町道改良に伴い、4基を調査。1号墳は円形に近く東西の長さが約16メートル。横穴式石室は全長約8・2メートルで丹後地方でも有数の大きさという。

 「中高式天井」は石室奥の天井を低く、中央部を高くなるようにしているのが特徴で、鳥取県東部に多く見られる形態。

 銅鋺は口径約8センチ、高さ約4センチで、石室入り口付近から見つかった。全国で約80例出土しており、大半は関東地方からという。

 町教委は「中高式天井や銅鋺から、被葬者の地位の高さがうかがえる。中央政権や鳥取県東部などと親交を持ち、野田川流域を広く支配していた可能性もある」とみている。問い合わせは同町教委TEL0772(43)2193へ。

 ポンペイ遺跡が「非常事態」
 崩壊の恐れと伊政府

 イタリアのベルルスコーニ内閣は4日の閣議で、1900年以上前の火山噴火で埋没したことで有名な南部の古代都市遺跡ポンペイ(世界遺産)について、補修が不十分で今後急速に崩壊が進む恐れがあるとして、1年間の「非常事態」を宣言、政府の特別委員を任命して対策を検討させることを決めた。

 ポンペイでは毎年平均150平方メートルのフレスコ画や壁のしっくいなどが崩落しているほか、約3000個の建造物の石材が毎年崩れているとの専門家の試算もあり、対策の必要性が指摘されていた。

 現在は地元カンパニア州が担当している遺跡の管理を特別委員が引き継いだ後、具体的な補修案などを検討する。コリエレ・デラ・セラ紙は同州政府の怠慢と無計画により、補修作業が長年たなざらしになっていると批判した。


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