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 キトラ大好き!!  来場1万人突破

 奈良県明日香村の飛鳥資料館で開かれている特別史跡、キトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)の十二支像壁画「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)」の特別公開は12日、来場者数が1万人を突破した。村を訪れる人に壁画に負けず劣らず注目を集めているのがキトラ関連の商品だ。かわいらしい十二支像を身につけられたり、発掘気分と味覚の両方を楽しめたり。「遊び心」に富んだ商品がそろっている。

 ●3日で千個販売

 資料館の敷地内の物産テントでひときわ人気なのが、十二支像の携帯ストラップだ。1個500円。6千個の限定品で、9日からの3日間で約1千個も売れた。自分の干支(え・と)に合わせて購入する人も多いが、一番人気はやはり寅という。

 企画・製作したのは、長野県でエンブレムの製作などを手がける町田実さん(57)。奈良文化女子短大の来村多加史教授(中国考古学)が監修し、子・丑・寅だけでなく、絵が確認されていない干支の像も再現した。「明日香村が誇る文化財をお土産を通して伝えたい」

 ●和菓子で発掘気分

 小豆粉をはらうと、キトラの「四神」が出現――。そんな遊び心で壁画を発掘する気分が味わえるのが、和菓子「飛鳥瑞祥(ずい・しょう)」だ。寒天や卵白などで作った漆喰(しっ・くい)を模した土台の上にかかっている粉を備え付けのガーゼではらうと、水飴(みず・あめ)でかたどった「白虎」「玄武」「青竜」「朱雀」の四神が現れる仕掛けだ。

 明日香村の和菓子販売会社社長の松原真知子さん(56)が、知り合いの奈良市の和菓子屋に依頼してつくり、近鉄飛鳥駅前の観光案内所などで販売している。四神が各1個入って1575円(税込み)。「味はもちろん、発掘する楽しさを味わってほしい」と話す。


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