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朱に彩られた異色の木棺か
キトラ古墳調査で奈文研

 極彩色壁画で知られるキトラ古墳(奈良県明日香村、7世紀末−8世紀初め)に納められた漆塗り木棺は、表面がオーソドックスな黒ではなく、異例の朱色だった可能性が高いことが15日、奈良文化財研究所の調査で分かった。

 高松塚古墳(同村)などの出土例から「木棺の外は黒、内は朱」に塗るのが専門家の一般的な見方だった。「キトラは内外とも朱色だったことになる。常識外の結論が出た」と驚いており、今後議論を呼びそうだ。

 木棺は破片になっており、同研究所員だった高橋克寿花園大准教授(考古学)が、残っていた数千点の漆片を分析。

 黒と朱色が半々で、木棺外側の縁部分とみられる朱の漆片を数点確認した。棺外側に付ける飾り金具の下にも朱の漆片が付着しており、外面は朱色と判断。内面は別の漆片から朱色と確かめられた。2002−04年の発掘調査の報告書に掲載した。



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