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 南北面で階段の位置異なる
 長岡宮跡・朝堂院西第4堂

 京都府の向日市埋蔵文化財センターは18日、同市鶏冠井町で行っていた国の史跡「長岡宮跡」の発掘調査結果を発表した。中枢施設・朝堂院の西第4堂では、階段の位置が南面と北面で異なることが分かり、「朝堂院での政務や儀式の変容を示す資料」(同センター)としている。

 調査では、建物の基壇を覆う地覆石(じふくいし)の据え付け跡や石敷などを確認。柱礎石の根石も東西方向に4基見つかった。これらの分布から南面の階段は2カ所で、位置は建物の南西隅から東に三間目と八間目に当たることが判明した。北面の階段はこれまでの調査で六間目にあったことが確定しており、南面と北面で階段の位置が異なっていた。

 朝堂院は国家の重要儀式を行う場所で、長岡宮では東西に4堂ずつ計8堂が配置されていた。階段の位置は本来、対称のはずだが、西第4堂は朝堂院の南面回廊などと接近しているため、階段の位置が変更された可能性があるという。同センターの國下多美樹事務局長は「長岡京では朝堂院の機能が低下し始めていたことがうかがえる」としている。

 現地説明会は、同市鶏冠井町山畑で20日午後1時半から行われる。問い合わせは市埋蔵文化財センターTel:075(931)3841。


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