縄文のヒスイの玉も 天理市教委が発掘成果展
奈良県天理市教委の発掘成果展「発掘の現場から−地下に眠る天理の昔々−」が、同市守目堂町の市文化センターで開かれている。別所ツルベ遺跡(同市別所町)で見つかった縄文時代後期のヒスイの玉など、市北部にある豊田山丘陵周辺の遺跡や古墳からの出土品を陳列している。
別所ツルベ遺跡では、平成6年の調査で、縄文時代後期の集落跡が見つかった。ヒスイの玉は長さ約3センチ、幅2・5センチで、新潟・糸魚川付近の原産とみられ、穴が開いていることなどから副葬品の首飾りだったと考えられている。同遺跡の出土品としては、九州や東北など遠方から運ばれてきた土器も展示されている。
また、豊田山丘陵周辺には、古墳時代後期(6世紀ごろ)を中心にした前方後円墳が分布しており、会場では袋塚古墳(同市別所町)の埴(はに)輪(わ)片なども展示されている。
30日まで、入場無料。問い合わせは同市埋蔵文化財センター((電)0743・65・5720)へ。