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 飛鳥京跡の発掘成果を一堂に

 飛鳥時代に歴代の宮殿が置かれた飛鳥京跡(奈良県明日香村)の実態に迫る特別展「宮都飛鳥」が、同県橿原市の県立橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。橿考研の創立70周年を記念し、半世紀にわたって発掘調査してきた成果を総括しており、普段は非公開の木簡も期間限定で公開される。11月30日まで。

 飛鳥京跡の調査は1959年から159次にわたって続いており、各調査地で見つかった遺物や、遺構の写真パネル、周辺の古墳や寺院の遺物など約700点が並ぶ。

 飛鳥京跡には天皇が住み、常に掃き清められていたと考えられ、他の遺跡と比べて遺物が少ない。しかし、家具に使われていたと見られる錠や硯(すずり)、高さ1メートル以上の塀柱など当時の様子を想像させる遺物が展示されているほか、遺跡の時代特定などに大きな役割を果たした木簡のレプリカも展示されている。

 実物の木簡はホルマリン溶液につけられているため通常は公開していないが、10月18、19日、11月15、16日、22、23日には、飛鳥京跡から出土した「大花下」「小山上」など官位名を記した木簡や、地名を記した木簡などが公開される(木簡の状態により日時の変更あり)。

 10月19日、11月2、23日のそれぞれ午後1時からは、飛鳥京跡の調査成果などの講演もある。大人800円、高大生450円、小中学生300円。問い合わせは同館(0744・24・1185)へ。



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