出土遺物が語るムラの生活
大山崎町資料館で松田遺跡展
京都府大山崎町円明寺の大山崎中新校舎建設予定地(松田遺跡)の発掘調査で出土した遺物を紹介する速報展「倭人(わじん)のムラを掘る」が、同町大山崎の町歴史資料館で開かれている。
発掘調査は今年2−8月に実施。その結果、縄文時代から中世にかけての遺構が見つかった。速報展は、竪穴住居などが発見されて集落の存在が明らかになった古墳時代を中心に紹介している。
古墳時代の展示品は、竪穴住居や掘っ立て柱建物跡から出土したかめ、食品を入れたとみられる容器とふたのセット、埴輪など。縄文時代の石器作りの工程が分かる石片、弥生時代の石やり、中世の軒平瓦などもあり、各時代の生活ぶりをうかがわせる。速報展は30日まで。入館料が必要。
また、8日午後2時から、速報展関連のスライド報告と講演会が、資料館のある大山崎ふるさとセンターで開かれる。発掘担当者によるスライド報告「松田遺跡における弥生・古墳時代の集落」、菱田哲郎京都府立大文学部准教授の講演「古墳時代の集落遺跡を考える」、座談会「乙訓の弥生・古墳時代の集落から古代史を語る」がある。入場無料。申し込み不要。
問い合わせはいずれも資料館TEL075(952)6288。