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 井手寺跡 今度は西端を確認
 築地塀の内側に溝跡

 奈良時代の左大臣、橘諸兄の創建とされる井手寺跡(京都府井手町井手)を発掘調査している井手町教委は17日、、寺の西端と想定される場所から、築地塀の内側に沿う溝の跡を発見したと発表した。昨年度の調査で北端がほぼ固まっており、寺域の特定が一層進んだ。

 過去の調査で寺域は約5万7600平方メートルと推定されているが、町教委は昨年度から、北端、西端の順に寺域を確定する調査を続けている。

 確認された溝は、幅約60センチで南北に伸びる。付近から瓦が多数出土しており、寺を囲む築地塀の排水溝の跡とみられる。溝の両側には直径50センチほどの大きな石が規則正しく並び、出入り口だったと推測される。

 その内側11メートルの寺域から、3メートル四方の井戸跡が見つかった。東西に直径50センチほどの柱穴があることから屋根付きだったと推測できる。同町教委は「近くに台所にあたる厨(くりや)の存在がうかがえる」としている。

 調査は2011年度までの予定で、今後は南端の確定を進める。

 現地説明会は20日午前10時から。小雨決行。問い合わせは町教委社会教育課TEL(88)5700。



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